平成14年8月27日
甲府市議会議員 野中一二
この文書は野中一二個人の視察感想文です。
この水道水源として定めたエリアは160平方キロメートルで、全市の 56パーセントを占めている。水道水源としての 23,800トン/日、のみならず簡易水道 681トン/日、小規模水源47箇所のほとんどをこの範囲で網羅していることとなる。
約1時間に亘り市の職員の説明を受け、当委員会の議員による質問に答えていただいた。その中で白石市としては最終処分場はどうしても必要な物であると言う認識は持っているが、水源地には必要ないものであること。白石市は水路が縦横に走っており、昔からこの水を利用して生活してきたので住民の水に対する思い入れは非常に強い物があること等を聞くことが出来た。また水道料については県水(県が作ったダムからの給水を受けていると言うこと)の利用があるためその原水単価は意外に高く、この事については担当職員も嘆いていた。
その後市役所の隣地にある白石城を見学させていただいた。この城は平成7年に復元された物であるが、史実に対して忠実に再現したと言うことで石垣についても3種類のつみ方が見られるなど伊達家臣であった片倉小十郎景綱の思いがしのばれる物である。この城に行く道の脇にも随所に水路があり、非常に水量豊富であった。
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