2002年2月6日 街なかの保健室
早速ですが、今「甲府市の掲示」、同時に、私の『野中一二の安心掲示板』、この二つの掲示板を使って盛り上がりつつある『街なかの保健室』について、皆様の町ではどのように感じていらっしゃるのか。また、もし皆様のお住まいになっている街で、このようなものがあったらいかがか。お尋ねしたいと思います。
事の発端は、甲府市の掲示板で「中心市街地で子供の健診をしていただければ、帰りに買い物なども出来るし、とっても便利なのですが」と言う投稿があったことから始まっています。
私なりに、これは面白いと思い調査してみました。結果は以下のとおりです。
平成十二年度出生数―――1733人
乳幼児期検診(小学校入学前まで)
幼児の子育て一段落の私としてもびっくりの数字。「ああ母は強し」でしょうか、おんぶに抱っこ、そして手を引いての健診通いだったことでしょう。
そこで今回の投稿を機に、来る3月議会にこのことを質問しようと思います。
中心市街地の空洞化は全国ほとんどの町で深刻化しています。でもそれなりの利便性を備えた街ですから、この『街なかの保健室』使って活性化、これも十分可能なことだと思います。
ちなみに、ここでの機能は「処置はすれども治療はせず」というのが良いと思っています。同時に、たとえば歯科技工士の方がいらして無料虫歯検診をしてくれる。虫歯があれば早期治療で治療費も安くなるし、歯科医院を紹介して治療して戴けば歯科医師会の宣伝にもなる。医師がいてくれれば一番良いのですが、保健婦さんだけでもいいでしょう。甲府市医師会の方々が、ボランティアで休日だけはいてくれるような施設が良いですね。
そして最初は、年四回のうち1回だけでも集団検診が受けられる。そのうち、今の会場とどちらでも出来る。ここまで行けば完璧でしょう。いろいろな意見がすでに出ていますが。
このメールマガジンでは発行者の私にも読者の在住地はわからないのですから、もし、あなたの街に保健室できたら、この保健室にどのような機能を持たせたらよいのでしょうか。より多くの方の意見をお聞きしたいと思います。
『野中一二の安心掲示板』の上に書きこんでください、時にはリアルタイムで意見交換も出来るかもしれません。こんなことから、くらしてみたい街が「もっと人にやさしくなれる」のかもしれませんね。
メールマガジン『野中一二の人は石垣、人は城』 平成14年2月6日・第7号号所収