ご挨拶
私は平成27(2015)年4月に行われた甲府市議会議員選挙に立候補しないことにいたしました。
平成11(1999)年4月の初当選以来、4期16年の信任を頂き、政治活動を続けられたこと。
そして、その任期の中で提唱してきた数々の事柄について実現させてきたことは、ひとえに皆様方のご支援があったからこそと感じています。
北口開発については一定のめどが立ち、残すところは人の交わりの中でこそ出来上がってくるものと感じています。
羽黒地区で実現した「道の協定」については、そこに住む人々が共通の意識を持って進んでゆけば不可能はない、という事の具現化したものだと感じています。
北部山岳地帯の発展については、自然を守り、そして生活の中に活用してゆくというまさに今の時代に必要なことではないでしょうか。
確かに年齢的にはまだ63歳という時代の中心的な部分を占める年ですが、これから先を考えると、今こそ新しい時代をリードしてゆく人々がとってかわる時ではないかと考えました。
いつまでも同一の考えが支配するという基本思考では、新たな発展は望めないと感じた次第です。
こんな時だからこそ、新たな考えを持った方々に市政の審判役を務めていただきたいと思い、今回の結論にたどり着きました。
今後は今まで進めてきた街づくりに対して、もっと前向きに取り組んでゆきたいと感じています。
長いようで短かった16年間、支えてくれた家族や支援者の皆様に心からのありがとうと言う言葉をささげ、私の議員生活の終わりとさせていただきます。
ありがとうございました。
平成27年4月30日
任期満了の日に 野中一二
全ての記事を修正することは難しいので、記事タイトルなどに「甲府市議会議員 野中一二」との表記は「元甲府市議会議員」とお読み替えいただき、議員在職時の記事としてお読みいただきますよう、お願いいたします。